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海を愛する仲間と清掃活動!
行政や企業、釣り人と交流しながら、釣り場のゴミ問題解決へ。
豊かな海のためのソーシャルビジネス始動
社会課題の解決を目的とした事業を推進する、ソーシャルビジネスカンパニーへの進化をめざすマリモホールディングスは、2021年1月「株式会社フィッシュフレンズ」を設立しました。釣り人向けの情報を発信するwebサービスの運営を主としながら、釣り場のマナー啓発活動も行っています。
その啓発活動の一環として「プラスワン!クリーンアッププロジェクト」と銘打って、海辺の清掃活動を実施。第1回(2022年4月)は、フィッシュフレンズのサポーターである中国建設工業(株)と共同で岡山県倉敷市玉島乙島にて開催しました。
「汚れている海をきれいにしたい」、賛同者が集結!
フィッシュフレンズサイトやInstagramの投稿・広告でボランティア参加者を募り、釣り人やゴミ問題に関心のある親子など約50名で清掃活動をスタート。視界に入っているゴミもあれば、草を分けて拾うゴミも。集めたものを仕分けすると、仕掛けやルアーといった釣具をはじめ、ペットボトル、インスタント食品の容器、タバコの他、タイヤや掃除機の大型ゴミもありました。また、釣って海に戻さなかったであろう干からびたヒトデが散乱している場所も。釣り人のマナーを憂慮すると同時に、改めて課題を突きつけられました。
「誰かがやらないとマナーはよくならない」「釣り場に貢献したい」「見た目以上に廃棄物が多くとても驚いた」と、普段から親しんでいる海のゴミを目の当たりにした参加者。胸を痛めながら黙々と作業を続けたことで、見違えるほどきれいに。清掃を終えた後は全員、すがすがしい表情になっていました。
目的を共有する「海好き」と主体的に体を動かす!
地球温暖化の影響による海面水温の上昇、増え続ける海洋ゴミ、海の生き物への深刻なダメージ。社会が抱える問題に対し真摯に向き合うために参入したソーシャルビジネスには、もともと当社代表が「海好き」であることも関係しています。
持続可能な社会の実現には、地道であっても「継続」することが重要です。そのモチベーションの一つが「好きなこと」へのコミットメント。海好きが集まった清掃活動では誰もが主体的に作業をこなし、活動継続のアイデアを出し合うことでコミュニケーションも円滑になり、目的を共有する仲間がいることを認識しました。企業との連携、さらに組織を超えて個人どうし(子どもも大人も)とも即効性のあるパートナーシップを築くことができる。それは、野外で体を動かした成果なのかもしれません。
今後も、サービス提供エリアである西日本各地にてボランティアを募った清掃活動を実施します。行政や企業と連携しながら釣り場を守る活動を。気持ちよく過ごせる海に。私たちの自然を取り戻すムーブメントになるよう継続していきます。